実業家・前澤友作氏が始めた「カブアンド」に対して、論客ひろゆき氏が再び批判を展開しました。
ひろゆき氏は、自身のSNSで「カブアンドよりも、積立NISAを利用した方が得策」と指摘。
投資初心者にとって魅力的に映る同サービスの実質的なコストと実益を比較し、割安な選択肢を提案しました。
関連:前澤友作氏が展開する「カブアンド」に、ひろゆき氏「『無料で株が貰える』訳ではなく、差額を前澤さんに取られてるだけ」
カブアンドと日本通信の比較
ひろゆき氏は投稿で「日本通信よりカブアンドの方が1338円高い」と具体的なコスト差を示したうえで、こう続けました。
「売れない謎の株引換券を貰うより、毎月1338円で積立NISAを買った方が株持ちになれるよね。儲かっても非課税だし」
カブアンドが「サービスを利用することで株を得られる」という仕組みを掲げる一方で、その実質的なコストが割安な通信サービスを上回る点を指摘し、利用者に対して冷静な選択を呼びかけています。
最安値より価値還元を重視
11日に、前澤氏は「割安サービスがあるなら教えてください」カブアンドの運営理念を説明しました。
「カブアンドは最安値勝負はしません。差額で利益を生み、利益を投資に回し、株主価値を最大化する経済圏を作り、利用者兼株主のみなさんに還元していきたい」
つまり、価格競争ではなく、利用者が経済的利益を得られる「株主価値の向上」を目指していると主張しました。
ひろゆき氏はこれにも「事業をやってるのに、自社サービスより割安サービスの有無を調べてもいないのですか?」と批判しています。
割安VS株価値の賛否が交錯
この議論には多くのユーザーが反応し、SNS上ではさまざまな意見が飛び交っています。
ひろゆき氏支持派
「謎の株券を貰うより、積立NISAで自分のポートフォリオを育てる方が賢明」
「カブアンドは投資初心者を狙ったビジネスに見える」
「非課税メリットのあるNISAに勝てる投資商品なんてそうない」
前澤氏支持派
「株主として経済圏に参加できるのがカブアンドの醍醐味」
「単なる価格比較では測れない価値がある」
「最安値競争ではなく、新しい形の投資を試してみるのも面白い」
投資の選択肢として考えるべきこと
カブアンドは、通信サービスの利用を通じて株主になれるというユニークな仕組みを提案しています。
一方で、投資初心者にとって株の実際の価値や将来性が不明瞭な場合、確実な非課税メリットがある積立NISAの方がリスクが少ない選択肢といえます。
今回の議論は「価値還元の形をどう考えるか」というテーマを浮き彫りにしています。
目の前のコスト差を取るか、将来的な利益還元を期待するかは、個々の投資スタイルやリスク許容度によるでしょう。
ひろゆき氏の批判は、投資初心者が「割安な選択肢」を考えるきっかけを提供しました。
一方で、前澤氏の主張は「価格以上の価値を提供する」というビジョンを描いています。
どちらが自分に合っているかを見極め、情報を精査することが求められるでしょう。
あなたなら、カブアンドを選びますか?それとも積立NISA?
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・こんな事を言ったら調べて無い俺が悪いんだけど他所よりだいぶ高いなんて想像もしてなかった。
・カブアンド、どうにかして投資やってない層に刺さってほしいです。うちの親戚とか特に。私では言葉が通じても話が通じないので、ぜひとも前澤さんの信頼をお借りしたい😅
・まじでそう。仮に本当に株になったとしても引換券なら仕入れ値0になるのかな?きつすぎる
・この仕組みのいいところは、ポイントをもらう感覚で株がもらえるというところです。なので株で儲けるとかは二の次ですね
・あと、会社の先輩がカブアンドの月500円の会員を解約したいと思ってて、調べてあげたらめちゃくちゃ分かりにくいところに解約ページがあって、「めんどくさいから500円くらい放っておこうと思わせる」ビジネスも大概だぞ。
・株を買うことNISAを知ろうとしない人に 生活を変えずにいつのまにか株を持てるようにする事が目的ではないでしょうかね。
・普段から投資を行っている人とそうでない人で 全く別物に見えるという面白い試みでした
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