兵庫県の公益通報窓口に元西播磨県民局長が内部通報した斎藤知事に関する「おねだり疑惑」や「パワハラ疑惑」について、県の調査結果が発表されました。
調査によれば、「おねだり疑惑」は「誤解を招くケースがあった」とし、「パワハラ疑惑」は「確証までは得られなかった」と結論付けられています。
この発表を受けて、ネット上では賛否両論が巻き起こっています。
知事の疑惑についての判断
「おねだり疑惑」
・企業などからの贈答品受け取りについて、「慣例で判断されてきたため、知事が意図せず受け取るケースがあった」との認識を示す。
・「貸与を装った贈与ではないか」と誤解されるケースがあったと指摘。
「パワハラ疑惑」
・知事が「強い口調で指導することがあった」との認識を示すが、職員の中には「叱責を受けた」と感じた者がいたものの、パワハラの確証までは得られなかったと結論付けた。
他の疑惑についても調査継続中
告発文書には、他にも「知事選での違法行為」や「政治資金パーティ疑惑」など7項目が含まれていましたが、県の調査では「是正措置を求めるような問題はなかった」とされています。
一方、県議会の百条委員会や弁護士からなる第三者委員会による調査が進行中で、それぞれ年度内および来年3月上旬を目標に報告書をまとめる予定です。
透明性を求める声や調査結果への疑問
調査結果を支持する意見
「確証が得られないのなら仕方ない。必要以上に疑惑を煽るのは良くない」
「疑惑ばかりが取り沙汰されるが、明確な証拠がなければ潔白とすべき」
批判や懐疑的な意見
「慣例だからと言って贈答品の受け取りが許されるわけではない。規律を守るべき」
「パワハラの確証が得られないというのは曖昧すぎる。詳細な説明を求めたい」
「県の調査に限界がある。第三者委員会や百条委員会の結果を注視すべき」
疑惑解消のために必要な透明性
公益通報制度の本来の目的は、不正や問題の早期発見と改善にあります。
この制度を活用した内部告発が適切に対処されなければ、今後、告発そのものがしにくい風潮を生む可能性も否定できません。
透明性と公平性を担保するため、百条委員会や第三者委員会の調査結果がさらに重要になってきます。兵庫県として、県民が納得する形での結論を導くことが、信頼回復への鍵となるでしょう。
今後、続く調査結果がどのような結論を導くのか、県民や関係者が注目しています。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・もちろんこれテレビは報じるんですよね?
・県内部の部局の調査結果なんて信じられる?
・議員たちの味方達が多いんだろうね。そうとしか思えん。少数派の決め事が、なんでも強すぎ
・確証ないと数ヶ月前にはわかってたようなー
・今さら?
・いつまでやってんの。
・だから無いんだろ。しつこすぎるぞ。
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