前澤友作氏が展開する「カブアンド」は、「サービスを利用するだけで株がもらえる」と話題を呼んでいますが、その仕組みや実際の価値に疑問を呈する声が広がっています。
SNSでは、「サルでもわかるカブアンドの仕組み」と題した解説や、実業家ひろゆき氏の辛辣な指摘が注目を集めています。
「カブアンド」の仕組みとは?
ユーザーが電気やガス、携帯電話などの対象サービスを利用することで、利用額に応じた「株引換券」を受け取り、これを後日株と交換できるという仕組みです。
例えば、電気代が月1万円で、還元率が1%の場合、株引換券を年間100枚取得。これを5枚で1株と換算すると、1年で20株を手に入れる計算になります。
ただし、交換できる株の価値や将来的なリターンは未定であり、現時点では「株引換券」という形式にとどまっています。
ひろゆき氏の指摘:「無料ではない」
ひろゆき氏は「無料で株がもらえる」との宣伝について次のように批判しています。
「割安の電気・ガス会社と比較すると、カブアンドのサービスは料金が割高。結局、その差額を前澤氏に支払うことで株を得ているにすぎない」と指摘。さらに、「カブアンドの株が上場しなければ、一円の価値も生じないリスクがある」と問題点を指摘しました。
つまり、他社の安価なサービスを選ぶことで、利用者がより多くのコストを節約できる可能性を指摘し、カブアンドの「無料」という表現に懐疑的な姿勢を示しています。
ネットでの反応:賛否両論
肯定的な意見
「新しい仕組みで面白い!株の価値が上がれば、利益が見込める」
「普通にサービスを使うだけで株が手に入るのは嬉しい」
「将来性を考えると面白い挑戦だと思う」
批判的な意見
「割安なサービスを選んだほうが得なのに、騙されている気がする」
「株の価値が確定していない以上、実質的に『株がもらえる』とは言えない」
「結局、差額を企業側に取られているだけじゃないか?」
「カブアンド」は一見すると革新的なサービスに見えますが、利用者が実際に得られるメリットを慎重に見極める必要があります。
特に、株の価値が未確定であり、利用者が受け取る「株引換券」が将来的にどれだけの価値を持つかは未知数です。また、他社サービスとの料金差を考慮すると、「株」を得るために追加コストを支払っている可能性が高いと言えます。
利用者にとって重要なのは、短期的なコストと長期的なリターンを冷静に比較し、自分にとって最適な選択をすることです。「株」という言葉の魅力に惑わされず、サービスの実態を十分に理解することが求められます。
今回の議論は、消費者が新しい仕組みやサービスを選ぶ際に、どのようにリスクを見極めるべきかを考える良い機会となるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・上場しますかね…
・貰えるのは株引換券な。株は一枚も配ってない。
・解りやすい説明ありがとー
・電気会社今のまんまでええや。
・未公開株とかwwww
・そうなんすよね~ 電気もガスも割高だしちょっとなぁ
・「生活費が株に変わる」ってもちろん対策済みなんだろうけど景表法的に怪しい気がしてならない。
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