厚生労働省が公式X(旧Twitter)で投稿した、悩みを抱える人への相談窓口案内が、意外な形で注目を集めています。
「もし悩みを抱えていたら相談してみませんか」という真面目な呼びかけに対し、ユーザー「まる平」さん(@maruHeiiii)が、「ボーナスもらったんですけど、なぜか12万も引かれてて、とても悩んでいます。返してもらえませんか?」と返信。ユーモア溢れる内容に多くの共感と笑いが広がっています。
厚労省の投稿とまる平さんの返信
厚労省の投稿は、悩みを抱える人々に対し、電話やメール、SNSで相談できる窓口を案内するものでした。
しかし、それに対するまる平さんの返信は、「ボーナスからの天引き」を話題にしつつ、「悩み」をユーモラスに表現。「返してもらえませんか?」という切実さを交えた冗談に、SNSユーザーたちから大きな反響が寄せられています。
ネット上の反応
この投稿には、まる平さんと同様に「ボーナスの引かれすぎ」に悩む人々から共感の声が殺到しました。
「12万…それは悩むレベル。僕も同じくらい引かれました」
「住民税や社会保険料、思った以上に持っていかれるのが辛いよね」
「これは相談窓口案件かも(笑)」
「同じ悩みを抱える人が多すぎて厚労省が返答しきれなくなりそう」
また、「それは厚労省ではなく税務署案件では?」と冷静にツッコむ声や、「これは国民みんなが抱える共通の悩み」といったコメントも見られました。
ボーナスからの天引きの仕組み
ボーナスから引かれる12万円の正体は、主に以下の税金や社会保険料が原因と考えられます:
所得税
ボーナスは給与の一部とみなされ、所得税が課税されます。計算は、個人の年間所得や扶養状況に基づいて行われます。
住民税
年間の所得に応じて計算され、毎月の給与やボーナスから差し引かれます。
社会保険料
健康保険、厚生年金、雇用保険などの保険料もボーナスから天引きされます。
ボーナスが多く見える一方で、税金や保険料による天引きが重なるため、実際に手取り額が思ったより少ないと感じる人も多いようです。
まる平さんの投稿は、多くの人が日常的に抱える「給与明細ショック」をユーモアで和らげた好例と言えます。
このような笑いを交えた反応は、悩みや不満を共感の形で広げつつ、制度の仕組みを改めて考えるきっかけにもなります。
一方で、ボーナスからの天引きは税制や社会保険制度の一環であり、国の運営や社会保障の支えとなる仕組みです。
この事実を踏まえつつ、給与明細や税金の詳細を理解することが、引かれた額への納得感につながるのではないでしょうか。
今回のやり取りは、多くの人が「ボーナスの使い道」を考える年末のタイミングに話題を提供するとともに、社会保険や税制への関心を高めるきっかけとなったようです。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・ボーナスはご褒美なんです働く意欲が削がれます
・33万も引かれてた。
・厚生労働省にこの悩み相談が1番正解なのかもしれない
・ボーナスが年2回だと、報酬標準月額には反映されてないので 本気で返して欲しいです…ฅ( ˙꒳˙ ฅ)
・私なんて22万引かれてます涙
・僕は50万引かれました
・間違ってはないのかな、、、?笑
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