米の生産者であるライス大佐さん(X: @Colonel_Rice)が投稿したツイートが話題を呼んでいます。
日本の米生産の現場で、価格が適正化され始めたことで「やっと生活ができる兆しが見えてきた」との胸中を明かしたこの投稿には、多くの反響が寄せられています。
現場の現実「若手に負担が増加」
ライス大佐さんによれば、これまで米価が低迷していた間、高齢の生産者たちが年金収入で補いながら生産を続けてきました。しかし、近年は高齢化が進み、リタイアする生産者が増加。その結果、若い世代の生産者に負担が集中しているといいます。
ツイートには「今まで米価が安すぎました」との指摘もあり、米価の適正化が進むことで、ようやく若手生産者が生活の基盤を築ける状況に近づいていることが伺えます。
「高い価格に慣れてほしい」消費者へのメッセージ
ライス大佐さんは、適正な米価への理解を消費者に求めると同時に、「高い価格に慣れてもらいたい」と述べています。これまで安価で提供されていた米が、真の意味で生産者の生活を支える価格に戻りつつある中で、消費者と生産者の意識のギャップを埋める必要性があるとの考えを示しています。
ネット上の反応
このツイートには多くの共感や意見が寄せられています。
「生産者が生活できなければ、未来の米づくりは続かない。本当に大事な視点」
「消費者としては少し高くても、安全でおいしいお米を作り続けてもらいたい」
「農業が持続可能な職業になるためには、適正な価格と国民の理解が必要ですね」
一方で、「家計には厳しいが、農家を応援したい」という声や、「農業補助金のあり方も考えるべきでは?」といった制度への提言も見られました。
ライス大佐さんの投稿は、日本の農業が抱える構造的な問題を改めて浮き彫りにしています。米は日本の食文化の象徴であり、その生産を担う人々の生活基盤を守ることは、国全体の食料自給率や文化の維持に直結します。
一方で、消費者が「安い食材」に慣れてしまった現状から、適正価格の意識を広げるには時間が必要かもしれません。行政や流通業界も含めた取り組みが求められるでしょう。
農業は未来を支える重要な産業です。この声がきっかけとなり、消費者と生産者がともに支え合う仕組みづくりが進むことを期待します。
参考:立憲・徳永エリ議員「米の値段が上がっているが、お茶碗一杯40~50円ですからね?カップ麺と比べたら安いんですよ!」
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・そこじゃなくて、中抜が問題なのでは?
・米農家の苦労もわかりますが このままの価格では買えない人も出てくると予想されます 極端に値上げすぎです、売れ行き落ちるとそれがまた生産者へと返ってきます 果たして今の価格のままでよいのかと疑問を生じます
・米生産者さんからこのコメントが聞けて良かった。これで何も気にする事なく今の価格で購入させて頂きます。いつもお米を作ってくれてありがとうございます
・米の値段は納得してるしもうちょっと高くても良いけど この値段を高いと思ってしまう消費者の手取りの少なさが良くない
・コメに関してはここ20年くらい価格を下げすぎてたのがようやく標準価格へ戻っただけなのです
・慣れるのは全然かまわんのですが コスパ重視でそもそもみんな米を食わなくなりそうではある
・慣れる物ではありません。今迄生産者が不当に安い価格で米を買い上げられていたのも現在の販売価格が消費者の負担になっているも政府の責任。
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