石破首相、選択的夫婦別姓制度「議論を加速させる」

2024年度補正予算案が12月9日、衆院本会議で加藤勝信財務相の財政演説と各党代表質問を皮切りに審議入りしました。

この中で、石破茂首相は、自民党内に設置された選択的夫婦別姓制度の検討ワーキングチームについて、「導入の是非に関する議論を加速させる」方針を明らかにしました。

選択的夫婦別姓を巡る質疑応答

本会議で立憲民主党の酒井菜摘議員が、選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見を述べたのに対し、石破首相は「議論の頻度を上げ、熟度を高めるよう促す」と応じました。首相の発言は、同制度をめぐる議論が党内で停滞しているとの指摘を受け、進展を求める圧力を反映したものとみられます。

選択的夫婦別姓制度は、家族の多様性や個人の選択を尊重する観点から支持される一方、伝統的な家族観を重視する立場から反対意見も根強い状況にあります。石破首相はこれまでも制度導入に前向きな姿勢を示してきましたが、党内の意見集約は難航しているとされます。

補正予算審議との関連

2024年度補正予算案は、防衛費の増額や物価高対策、新型コロナウイルス後の経済再生支援など、多岐にわたる課題に対応する内容となっています。この予算案審議の中で、家族法制のあり方という社会的課題が取り上げられたことは、政府が経済政策と並行して社会の多様性や価値観の変化にも対応する必要性を認識している表れとも言えます。

社会の変化に対応した議論の行方

選択的夫婦別姓制度は、現代日本社会が直面する多様性の尊重と伝統的価値観の調整という課題の象徴的なテーマです。今回の議論加速の表明により、具体的な進展への期待が高まる一方で、議論を深めるだけでなく実効性のある結果を導くことが求められます。

また、この議論は単なる法制改革の問題にとどまらず、雇用や教育、地域社会など多方面への影響も考慮した包括的なアプローチが必要です。自民党内での議論がどのように進展し、法案化につながるのか、引き続き注目が集まります。

(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

余計なことしかしないな!

お前がすべきは辞意表明だ

ええ加減にしろって 早く辞めろ

中国人ために一生懸命働いていますね

なんでさっさと決めようとしてるんだよ!!違うだろ!!

そんなに急ぐべきなのか? では、何故衆議院選挙に出さなかった?

某党のトップがNHKをぶっ壊す前に 自民党をぶっ壊すんじゃなかろうか


\\SNSで記事をシェア//

Xでシェアニュースを


 アンケート投票 & 結果確認