サンモニ・加藤登紀子氏、韓国の政治の話で「今日は太平洋戦争が始まった日」「朝鮮半島が分断された。日本は責任を感じなくてはならない」

12月8日、歌手の加藤登紀子さん(80)がTBS系「サンデーモーニング」に生出演し、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による非常戒厳発令を受け、東アジアの平和と歴史的な分断について持論を述べました。

太平洋戦争開戦の日というタイミングでの発言は、視聴者に強い印象を与える一方、SNSやネット上では賛否両論が巻き起こり、批判の声も多く寄せられています。

平和を訴えるも、波紋を広げる発言

加藤さんは番組内で「今日は太平洋戦争が始まった日なんですよね」と切り出し、朝鮮半島の分断について「韓国の人たちの祖国が二つに分かれた悲しさをいつもズキズキするほど感じる」と述べ、日本が引き起こした戦争の責任に言及しました。また、「戦争を早期に終わらせていれば、戦後の世界はどう変わったのか」との考えを示し、日本が地域平和の責任を持つべきだと訴えました。

こうした発言に対し、一部の視聴者からは「歴史を正しく直視した発言」と評価する声が上がりましたが、一方でSNSを中心に批判の声も殺到しました。「戦争の責任をすべて日本に押し付けるのは一面的すぎる」「朝鮮半島の分断は冷戦構造が原因ではないか」といった意見が多く寄せられ、議論が白熱しています。

批判の背景:歴史認識の複雑さ

批判の多くは、加藤さんが戦争責任を日本に集中させるような発言をしたと受け取られたことに起因しています。特に、朝鮮半島の分断について「日本が戦争を引き伸ばした結果」と指摘した点に、「戦争終結後の国際情勢や冷戦構造を無視している」と反論する意見が相次いでいます。

また、「過去ばかりに目を向けず、現在の地域課題に焦点を当てるべきだ」といった意見もあり、加藤さんの発言が現実的な解決策に結びついていないと感じる人も多いようです。

加藤さんの提言と議論の意義

加藤さんは、自身が大陸で終戦を迎えた経験を背景に、日本が平和維持に向けた責任を果たすべきだと強調しました。「日本は東アジアの平和を守る大きな責任を持つ国だ」という言葉には、過去の教訓を未来へ生かす重要性が込められています。

しかし、このような平和への提言が議論を呼ぶのは、歴史認識がいまだに国民の間で分かれていることの表れです。太平洋戦争を巡る記憶とその後の国際情勢の解釈は非常に複雑で、加藤さんの発言がその一端を浮き彫りにしました。

感情的対立を超えた対話が必要

今回の発言をきっかけに、過去の歴史に対する感情的な対立が再燃しましたが、それを超えて建設的な対話を進める必要があります。戦争の責任や分断の原因を議論する際には、多面的な視点を取り入れることが欠かせません。

加藤さんの意図がどこにあれ、東アジアの平和構築における日本の役割を考えることは、現代においても重要な課題です。批判や反論も含めた議論を通じて、歴史をどう未来に生かすべきか、多くの人が考える機会となったのではないでしょうか。

(文=Share News Japan編集部)

ネット上のコメント

朝鮮が分断したのは米ソのせいだろ。日本に分断の責任なんて1mmもねーよ

いやいや、李承晩やその後の軍事政権に北鮮に工作されたバカ議員達に言え!日本は全く関係ないからあってもアメリカとソビエトの代理戦争なんで

小汚い活動家の異常な歴史認識を一方的に垂れ流すからオールドメディアがバカにされてしまうのだと普通に思う

言われたことを鵜呑みにする 聞いたことを胸に刻んで調べもしない そんな方は、これを云われたらコロッと騙されちゃうんでしょうね

マスゴミはいつまでこんなことするの?全く反省してないな

は?朝鮮分断関係ないだろ 分断したのはアメリカとソ連なんですけど🤔

半島の分断に日本は責任ない。ただ、日本が戦勝国側に回っていれば、分断はなかっただろう。加藤とやら、そういうことが言いたかったのかな?


\\SNSで記事をシェア//

Xでシェアニュースを


 アンケート投票 & 結果確認