公明党、選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める 石破首相は慎重姿勢

公明党、選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める 石破首相は慎重姿勢

12月4日の参議院本会議で、石破茂首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が行われ、公明党の竹谷とし子代表代行が選択的夫婦別姓制度の早期導入を求めました。

竹谷氏の質問に対し、石破首相は慎重な姿勢を示しつつ、国会での議論の重要性を強調しました。

公明党の主張

竹谷氏は、「現行の旧姓の通称使用には限界がある」と述べ、旧姓併記の拡大だけでは解決できない課題が多数存在することを指摘。

具体的には、通称が法律上の姓ではないため、法的手続きや社会的信用において問題が生じるケースを挙げました。

さらに、「選択的夫婦別姓制度は、夫婦や家族の選択肢を広げるために必要な政策であり、早期導入が不可欠」と強調し、石破首相に決断を促しました。

石破首相の答弁

石破首相は、「選択的夫婦別姓については、家族の一体感や子どもへの影響を考慮する必要がある」と述べ、慎重な姿勢を示しました。

その一方で、「国会において建設的な議論を進め、より幅広い国民の理解が形成されることが重要である」とし、議論を続ける考えを示しました。

選択的夫婦別姓をめぐる議論

選択的夫婦別姓制度は、公明党を含む与党内や野党の一部から支持されている一方、自民党内では賛否が分かれている状況です。

公明党は以前から同制度を推進しており、党代表の斉藤鉄夫氏も「自民党内の説得を進める」と述べています。

一方、石破首相は、自民党総裁選時には制度導入に前向きな発言をしていましたが、首相就任後は慎重な立場を取っています。

今後の展望

選択的夫婦別姓制度をめぐる議論は、家族の多様性や個人の権利を尊重する観点から注目されています。

国会での議論が進む中、国民の理解を深め、法制度の整備をどう進めるかが問われています。

(文=Share News Japan編集部)

竹谷とし子

竹谷 とし子は、日本の政治家、公認会計士、経営コンサルタント。公明党所属の参議院議員、公明党代表代行、公明党女性委員長。現姓:菊地。 参議院災害対策特別委員長、財務大臣政務官、参議院総務委員長、参議院法務委員長、復興副大臣、公明党副代表などを歴任した。
生まれ: 1969年9月30日 (年齢 55歳), 北海道 標津町
学歴: 創価大学
政党: 公明党
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

もっと優先度が高い法改正が有るじゃろ。

日本人は賛成していない

選択的夫婦別姓に反対。重要なのは国民の民意であり、一部議員により決定されるべきものではない。

必要かどうか国民投票で決めて欲しいです。

絶対反対です

これで堂々と公明党批判ができます。

断固反対


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