韓国・尹大統領、『非常戒厳』を宣布! 国会でのすべての政治活動を禁止と発表
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は12月3日夜、緊急談話を発表し、「非常戒厳」を宣布しました。
これに伴い、韓国の戒厳司令部は国会での政党活動や集会など、すべての政治活動を禁止する措置を取ると発表しました。この動きは、韓国国内外で大きな波紋を呼んでいます。
与党代表も反対を表明
尹大統領の決断に対し、与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表は、強い反対意見を表明。
「尹大統領の非常戒厳の措置は間違っている。国民とともにこれを阻止する」と述べ、政権内でも意見が分かれている状況が浮き彫りになっています。
ソウル国会周辺で市民ともみ合い
尹大統領の談話発表後、ソウルにある国会周辺には徐々に市民が集まり、現場は騒然としています。
警官隊が厳重な警備に当たり、市民とのもみ合いが発生する場面も確認されました。
また、上空には軍のものとみられる複数のヘリコプターが飛行しており、緊迫した状況が続いています。
日本大使館やアメリカも対応に動く
この事態を受け、在韓日本大使館は在留邦人向けに「具体的な措置等は不明ですが、今後の発表に注意してください」とメールで呼びかけました。
また、アメリカのホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の報道担当者は、NHKの取材に対し、「韓国政府と連絡を取りつつ、事態を注視している」との声明を発表。
国際社会も韓国情勢に強い関心を寄せています。
戒厳令の背景と課題
戒厳令は、非常時において政府が治安維持や国家機能の保全を目的に行う措置ですが、民主主義国家での発動は非常に異例です。
今回の戒厳措置に至った背景や目的については、大統領府からの詳細な説明が待たれています。
韓国国内では、戒厳令が市民生活や政治活動に与える影響への懸念が広がっています。
一部の専門家からは、戒厳措置が社会の分断を深める可能性を指摘する声も上がっています。
今後の展開に注目
尹大統領による非常戒厳宣布は、韓国の政治情勢に大きな波紋を広げています。
市民や政治勢力がどのような対応を見せるのか、また国際社会がどのようなスタンスを取るのかが注目されています。
韓国国内外の緊張が高まる中、今後の政局の動向が鍵となるでしょう。
(文=Share News Japan編集部)
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fa-wikipedia-w尹錫悦
尹 錫悦は、韓国の政治家、元検察官。同国第20代大統領。第43代検察総長。 父は経済学者の尹起重。本貫は坡平尹氏。
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・日本国内の憲法改正派にとっては、権力が非常事態宣言を濫用するという極めて望ましくない事例が発生したように思える。
・とりあえず日本に来んな
・何をしてるんでしょう、この国は
・ようやく反日反米の勢力と戦う覚悟ができたようだね。頑張れ
・ついに始まるのか
・予算が通らず戒厳令…?クーデターの情報でも察知したかな🤔
・えー。まさか親日ターン終わり?
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