「山に返して」秋田・スーパー侵入のクマめぐり苦情約70件… 8割は県外からと判明

「山に返して」秋田・スーパー侵入のクマめぐり苦情約70件… 8割は県外からと判明

秋田市内のスーパーに侵入したツキノワグマが捕獲され、殺処分されたことを巡り、市の農地森林整備課には多くの抗議や苦情が寄せられています。

J-CASTニュースの取材によると、2日の処分報道後から、「なぜ殺したのか」といった意見が相次いでいる状況です。

市への抗議内容

2日には電話37件、メール8件の意見が寄せられ、その約9割が苦情でした。「殺さないで」「山に返して」といった意見に加え、処分が報じられた後には「なぜ殺した?」と問い詰める声が増加。自然保護団体を名乗る人物からの電話もあったといいます。

3日も朝から昼過ぎまでに電話が5〜6件、メールが20件寄せられ、累計で約70件の苦情が市に届いているとされています。その約8割は県外からのものだといいます。

市の対応

市の農地森林整備課は、寄せられた苦情について「貴重なご意見として受け止める」と述べつつ、クマを山に返すことは難しいと説明しました。

「クマは学習能力が高いため、一度人間の食べ物を覚えると、再び市街地に戻ってくる恐れがあります。そのため、殺処分以外の選択肢は現実的ではありません」

秋田県の佐竹敬久知事は過去の会見で「クマ駆除への抗議電話はガチャ切りする」と発言して話題になりましたが、市ではそのような対応は取らず、意見に耳を傾けているとしています。

殺処分への賛否と課題

今回のケースでは、市街地の建物内という特殊な状況で銃の使用が難しく、箱わなを用いた捕獲と殺処分が選択されました。しかし、殺処分が報じられたことで、動物保護の観点から市外・県外の市民からも反発が広がっています。

市民の安全を優先する判断ではありましたが、こうした事態を受け、野生動物と人間社会の共存や対応策についての議論が改めて求められています。

(Share News Japan編集部)

関連動画

クマ

クマは、哺乳綱食肉目クマ科の構成種の総称。
速度: 48 km/h (最大元, 成体)
体長: 1.2 – 3 m (成体, 頭胴長)
体高: 60 – 160 cm (成体, 体高)
亜目: イヌ型亜目
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

電話する暇あるなら自分が捕まえて 山に返せば良いでしょうに…

疑問に思う人はその人にクマさんをプレゼントしてあげましょう

山に返してもまた戻ってくるんだけどそこんとこ

苦情約70件 てたった70件 しかも8割は県外人て😂その人らは自分家にクマが進出しても絶対他人に助けを求めないでくださいね😂

山に返してはヤバすぎる

少なくとも70人が熊のエサに立候補してくれたということやね……。

2割は同じ秋田県民からというのが恐ろしい…


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