米バイデン大統領、銃不法購入や故意の所得税未払いなどで有罪判決の息子・ハンター・バイデン氏に恩赦を発表
アメリカのジョー・バイデン大統領は、銃を不法に購入した罪などで起訴されている息子、ハンター・バイデン氏に対して恩赦を与える書面に署名したことを明らかにしました。
これまで、息子に恩赦を与えることはないと繰り返し述べていたバイデン大統領ですが、任期終了を目前に控え、方針を転換した形となり、政治的な波紋を呼ぶ可能性があります。
ハンター・バイデン氏は、2018年に違法薬物を使用したにもかかわらず、それを隠して銃を不法に購入した罪で、2023年6月に裁判所の陪審員から有罪の評決を受けました。
また、所得税を故意に支払わなかった罪などでも起訴されており、12月中に量刑が言い渡される予定です。
バイデン大統領は1日、恩赦に署名したことを発表し、声明の中で「ハンターは大統領の息子という理由で不当に重い罪に問われた」と主張。
さらに「国民には父親として、そして大統領としてなぜこの判断に至ったのかを理解してもらいたい」と述べ、恩赦に対する理解を求めました。
一方、バイデン大統領の恩赦発表を受け、元大統領のドナルド・トランプ氏はSNSで反発し、バイデン氏が息子を特別扱いしたことを非難。
さらにトランプ氏は、1月6日のアメリカ連邦議会乱入事件の被告たちが恩赦に含まれているのかとの疑問を投げかけました。
トランプ氏自身も、任期終了前の2020年12月に「ロシア疑惑」に関する関係者や、脱税で有罪判決を受けた長女イバンカ氏の義理の父に恩赦を与えており、この点が再び注目されています。
(Share News Japan編集部)
fa-wikipedia-wジョー・バイデン
ジョー・バイデン、本名ジョセフ・ロビネット・バイデン・ジュニアは、アメリカ合衆国の政治家、弁護士。同国第46代大統領。2024年現在、アメリカ合衆国史上最高齢の大統領である。民主党に所属し、ニューキャッスル郡議会議員、デラウェア州選出連邦上院議員、副大統領を歴任した後、2021年1月20日に78歳で大統領に就任した。
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・バイデン氏のレガシーはこれで良いのか?
・リベラルの王道だな。他人に厳しく身内に甘い。
・はあ?職権濫用じゃないんか?
・独裁国家やん
・最後にやりたい放題だね……
・法治国家の終焉。民主主義の成れの果て。どこぞの王国のようだ。
・トランプはディスるのにバイデンだとさらっと報道するんでしょうね…
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