女性議員(英利アルフィヤ/塩村文夏)が語る「SNSで繰り返される誹謗中傷」の現実… NHKが特集
NHKは特集で、女性議員が直面するSNSでの誹謗中傷の現実について取り上げました。
特集では、匿名性の高いネット空間で行われる中傷が、女性議員の精神的負担を増大させ、議員活動や私生活に深刻な影響を与えている様子が明らかにされました。
英利アルフィヤ議員の言葉
自民党の英利アルフィヤ外務政務官は、SNS上で「女なら誰でもいいのか」といった投稿や、自身のルーツを攻撃するデマを繰り返し拡散された経験について語りました。
「批判や議論は政策を前に進めるために必要ですが、私自身のアイデンティティやルーツに関する中傷には当初どう対処すればいいかわかりませんでした。それまで真摯に仕事をしてきたことが信頼されないように感じるのがつらかったです」
また、女性であることでターゲットになりやすい現状についても触れ、「同じ内容を男性議員が発言しても批判されないのに、私が発言するとSNSで中傷されることが多い」と語り、ジェンダーに基づく偏見の存在を指摘しました。
塩村文夏議員の経験
立憲民主党の塩村文夏参議院議員は、2014年に都議会で受けた「早く結婚した方がいいんじゃないか」というヤジがきっかけで、SNSでの中傷が始まったと述べました。
「事実無根のデマや編集された動画が拡散され、ネット上でレッテルを貼られ続けています。選挙や国会での質疑のたびにこうしたデマが拡散され、私の信用が損なわれるように感じています」
塩村議員は、名誉毀損訴訟や情報開示請求を通じて対応しているものの、被害者側に大きな負担がかかる現状を問題視し、「被害を受けた側が泣き寝入りせざるを得ない制度の見直しが必要」と訴えました。
中傷の影響と有権者への訴え
番組では、SNSでの中傷が実生活にも影響を及ぼすケースも紹介されました。ある女性議員は、事務所に大量の下着が送りつけられたり、身の危険を感じる脅迫を受けたことを明かしました。
「これ以上耐えられないと感じることもありましたが、ここで辞めると加害者たちの成功体験になってしまう。その思いだけで活動を続けています」
女性議員たちは、SNSでの発言に対する批判と中傷を区別する重要性を訴え、政治家としての活動が妨げられない環境づくりを求めています。
NHKのメッセージ
番組は、誹謗中傷が女性議員個人にとどまらず、政治全体の多様性や健全な議論を阻害する危険性を指摘しました。有権者に対しては「投稿の先に生身の人間がいる」ことを忘れず、責任ある言動を心がけるよう呼びかけました。
特集では、表現の自由と人権保護のバランスを議論し、健全な議論が行えるSNS環境の構築が急務であると締めくくられました。
(Share News Japan編集部)
fa-wikipedia-w誹謗中傷
誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)は、人や企業の社会的評価を低下させるような根拠のない悪口やデマを言いふらしたり、またはそれらをインターネット上に投稿したり、人格攻撃したりする行為である。
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・SNSでやってるそいつらもどうかしてるが、マスコミが杉田水脈議員に誹謗中傷してる件は?
・日本史上もっとも多くSNSでの誹謗中傷に晒された議員は間違いなく安倍さんであり、おそらくその次が杉田水脈さんだと思うのですが、NHKはむしろそれを煽る側でしたよね。
・なぜ女性にだけ聞くの?はるかに多くの、史上最大の誹謗中傷に晒された政治家は、安倍晋三さんですよ。
・1番誹謗中傷されてたの杉田水脈さんと高市早苗さんな! 何でそのときは無視したの?
・杉田水脈さんと高市早苗さんに取材しないのなぜですか?
・杉田水脈さん、高市先生、安倍総理はもっと酷かったんですが?
・比例当選の方々
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