食用コオロギのグリラス(徳島)、自己破産申請 ネット風評響く… 23年5月期の売上高は約3800万円
グリラスは、徳島市に拠点を置くスタートアップ企業で、食用コオロギの養殖・加工を専門としています。2019年に徳島大学で昆虫の発生メカニズムを研究していた渡辺崇人氏らによって設立され、環境負荷の少ないタンパク源として注目される昆虫食の開発と普及を目指していました。
主な事業内容
⑴コオロギ粉末製品
・食品向けの乾燥コオロギ粉末を製造。
・無印良品の「コオロギせんべい」に採用され話題に。
・自社ブランド製品として菓子や調味料なども展開。
⑵教育活動
高校での昆虫食に関する授業や試食体験を通じて、食糧問題への理解を促進。
グリラスは約1億5000万円の負債を抱えて徳島地裁に自己破産を申請。同社はコオロギ粉末を活用した食品(菓子、パン、調味料など)を展開し、注目を集めましたが、特に高校給食での提供をきっかけに、インターネット上で批判が広まり業績が悪化しました。
同社は、「無印良品」のせんべいに採用されるなど一時的に注目を浴びました。しかし、昆虫食への嫌悪感や安全性への懸念が商談の停止につながり、事業継続が困難に。飼料向け事業拡大も試みましたが、補助金不足が障害となり断念しました。2023年5月期の売上高は約3800万円にとどまりました。
(Share News Japan編集部)
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コオロギは、昆虫綱バッタ目キリギリス亜目コオロギ上科またはコオロギ科またはコオロギ亜科に属する昆虫の総称である。別名には「しっそつ」「しっしつ」「しっしゅつ」がある。日本ではコオロギ科のうちコオロギ亜科に属するエンマコオロギ、ミツカドコオロギ、オカメコオロギ、ツヅレサセコオロギなどが代表的な種類として挙げられる。
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・何でもネットのせいにするな!
・食用コオロギを礼賛していたマスコミ各社に押し売りすれば良かったのに
・そもそもコオロギを養殖する位なら他のもの作れよ…
・大体、政治家や役人が絡んだ商売は、失敗します。
・風評?ちょっと違うかな……虫なんか食いたくないという大多数の声なんだと思うよ
・風評聞いたことがない
・だから ネット風評関係ないって
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