森達也監督「学術会議の任命拒否はマッカーシズムやカンボジア大虐殺のよう」

森達也監督が証言 「学術会議の任命拒否はマッカーシズムやカンボジア大虐殺のよう」

▼記事によると…

・菅義偉首相が日本学術会議の推薦した新会員候補者のうち、6名を任命しなかった件について、映画人有志22名が、連名で「日本学術会議への人事介入に対する抗議声明」を発表した。

青山真治氏や是枝裕和氏、塚本晋也氏といった世界的にも著名な映画監督が名を揃えた。

・呼びかけ人の一人で、東京新聞の望月衣塑子記者を追った最新作『I〜新聞記者ドキュメント』で知られる中心メンバーの森達也監督が21日、国会内で行われた日本学術会議に関する野党合同ヒアリングに呼ばれ、意見陳述を行った。

・映画人たちが声をあげた理由として、森氏は「弾圧の歴史があるからです」と述べ、まず、アメリカで60年代に吹き荒れたレッドパージ(赤狩り)をあげた。

「共産主義的なもの、共産主義に親和性の高いものがどんどんパージされていった。そして、マッカーシズムに行き着いた。学者などがやり玉に挙げられた。とくに標的にされたのは影響力のあるハリウッドです」と述べた森氏。

たくさんの映画監督、脚本家、プロデューサーが証人として議会に呼ばれ、共産主義と関わりのないことを宣誓されられ、拒否したものは職を追われたという事例を紹介。

・■ポル・ポト派の愚民化政策にも酷似
次に6人の任命拒否と重なったのは、ポル・ポト派(クメール・ルージュ)によるカンボジア大虐殺だと森氏は語る。

「一説では、国民の3分の1が虐殺されたと言われている。クメール・ルージュがまず標的にしたのが、アカデミズムの人たち。大学の教員、大学生、高校の教師…。範囲はどんどん広がり、最後には文字を書ける人、眼鏡をしている人までが殺された」と述べ、知識層の虐殺は政府にとって都合の悪い知識はいらないという愚民化にあったと解説。

「今考えると馬鹿じゃないかということが、ほんの40年前に行われた」と批判した。

2020/10/22 09:40
https://sirabee.com/2020/10/22/20162434185/

森達也


森 達也は、日本のドキュメンタリーディレクター、テレビ・ドキュメンタリー・ディレクター、ノンフィクション作家。明治大学特任教授。
生年月日:1956年5月10日 (年齢 64歳)
森達也 - Wikipedia

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twitterの反応

ネット上のコメント

習近平とか金日成や金正恩も折れてあげてと言う声もあった。

また北京経由で指令でもあったんだろう…

映画監督だからセンスある揶揄をしたいんだろうけどセンスの悪さと忖度をアピールしてしまった残念な監督さんでした チャンチャン

言い分としては習近平と言っても良いんじゃないかな、今生きてるし

映画監督ってちょこちょこ変なのいるね。。

利害を感じる浅ましい例え

監督さん、出る幕じゃないです。

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