BreakingDown公式レフェリー、次回大会の辞退を発表… ステージ4の癌で余命2ヶ月

鬼木貴典さんのポスト

私、鬼木貴典はこれまでメインレフェリーとしてお手伝いさせて頂いていた、次回大会のブレイキングダウンのお仕事を辞退させて頂くことになりました。

私事で、大好きなブレイキングダウン関係者の皆様をはじめ、格闘技関係者の皆様、選手、お客様に大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。

理由と致しましては、ステージ4の癌です。数年前から患っていたのですが、病状が悪化し足が思う様に動かなくなり、サイドステップ、バックステップなどレフェリーに必要な機敏な動きが出来なくなりました。今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります。

医師からもこれ以上手立てがありませんと告げられ、医師から告げられた余命も残り2ヶ月をきりました。

宣告を受けた時、妻が横で号泣していて、これ以上心配させたくなくて強気で「なんとかなる、俺は悪運強いからっ」と明るく振る舞って自宅まで帰りましたが、本心は怖くてたまりませんでした。

4月、友人の医師の紹介もあり、最後の頼みの綱で、保険の効かない自由診療(全額自費負担)を受けることにしました。既に5度診断を受け、癌のマーカーの数値、黄疸の数値も下がり希望の光が見えましたが、全ての治療を行うと1000万円以上かかると聞かされ、治るかもわからない病気に、そして私がこの世からいなくなった後に家族に迷惑をかけるわけにはいかないもいかないと思い、自分の運命を受け入れ、治療を続けること断念しました。

私には、21歳の長男、13歳の次男、11歳の三男、8歳の長女がいます。病気のことを、治療を断念したことを直接子ども達に伝える勇気を持てず、また4人の子ども達の目を見てこの話をすると、「死を受け入れる」という自分の覚悟が薄れてしまう気がしていて。

自分が生涯をかけて携わってきた格闘技やBreakingDownのオーディションを見ていると、こんな状況でも心が安らぎます。一レフェリーでしたが、現場に行くと、いつも未来さんや海さん、溝口さんをはじめ運営の方や選手が声をかけてくれて、本当にやりがいのある仕事でした。本音では次の大会もレフェリーをやりたかったので残念です。

以降は自宅にて食事などを工夫し、ストレスがたまらない様に、好きな格闘技やブレイキングダウンを視聴しながら残りの人生を楽しみたいと思ってます。

また親しい方々にも直接説明する勇気が出ずにこの場でのご報告になってしまいお詫び申し上げます。

もちろんまだまだ頑張りますので、皆さん何卒宜しくお願い致します。

BREAKING DOWN


BREAKING DOWNは日本のアマチュア格闘技団体及び総合格闘技大会。代表取締役社長は朝倉未来、スペシャルアドバイザーは朝倉海が務める。 大会のコンセプトは「1分間最強を決める。」。
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

光免疫療法、ビタミン注射...。僕の親父が癌だった時に調べていた治療法です。参考に載せておきます。

大丈夫ですよ。いつも番組を楽しく拝見してますありがとうございます🙇‍♀️必ず状況は良くなります

辛いですね

ええええええ😭

こういう時クラファンとか意義あるのではないか。

簡単な事ではないのですが治療頑張ってみませんか?微々たるものですが募金などできれば協力させてほしいです。

ボクシング🥊の竹原さんもステージ4から完全復活したので希望を捨てないでください

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