東京工業大学准教授・西田亮介氏 「今回のことで学問の自由が死ぬのであれば、我々はもう死んでいる」 日本学術会議

日本学術会議「関係ない」ツイートが炎上の西田亮介氏 「今回のことで学問の自由が死ぬのであれば、我々はもう死んでいる」

▼記事によると…

・日本学術会議が推薦した6人の会員候補の任命を菅義偉総理が拒否した問題で、会員の任命やその在り方が議論になっている中、東京工業大学准教授の西田亮介氏のツイートが話題になっている。

西田氏は5日、Twitterで「なんで、いま、みんな日本学術会議に関心を持っているの?新政権のツッコミどころだからというだけでしょう。もともとほとんど関係ないうえに興味もなかったじゃない。ぼくだってそうで、たぶん1、2回ほど部会のシンポジウムかなにかで話したことあるけれど、はっきり言えば関係ない」と投稿。

 このツイートにTwitter上では、「日本学術会議というより、恣意的な人事を行った菅内閣に関心がある」「弾圧の初めの一歩になるといや」「新政権へのツッコミなんてお笑いではない」などの声があがり、炎上した。『ABEMAヒルズ』では、ツイートの真意について西田氏に話を聞いた。

(略)

・「我々は直接には大学で研究をするわけだが、過去20年にわたって様々な政治からの介入があり、大学を含む高等教育政策の変更があった。わかりやすいところだと、国立大学の予算(運営費交付金)を年間1%ずつカットしていくとか、研究者の業績を毎年細かく提出させてチェックし給与と連動する、教授会自治を学長直下に変えていく等々の仕組みの導入があった。これらの仕組みの私立大学への応用など、様々な形で学問の自由を制限するような政治介入が行われている。もし今回のようなことで学問の自由が死ぬのであれば、“我々はもう死んでいる”と言わざるを得ない。言い方を変えると、学術会議の任命権の有り様を変更したぐらいで学問の自由は死なないと、ある種の空元気を強調したい部分もある」

10/10(土) 12:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/284f589a0dfc9b01fb8ccc463ec87beb46bc2de0

西田亮介


西田 亮介は、日本の社会学者。専門は公共政策、情報社会論。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員研究員、北海道大学大学院公共政策学連携研究部附属公共政策学研究センター研究員。
生年月日:1983年5月10日 (年齢 37歳)
西田亮介 - Wikipedia

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twitterの反応

ネット上のコメント

西田先生がんばって!

一部の学者のための組織に感じますからね

推薦拒否されヒステリックに騒ぎ立てている奴は、研究出来なくて死ぬのではなく、日本学術会議が無いと死ぬのだろう。

日本学術会議よ、「お前はもう、すでに死んでいる」

ちゃんと声を上げ無ければ真実がマスコミに捻じ曲げられる。声を上げる大切さ

右左関係なく、極めて真っ当なご意見だと思います。この発言に噛みつく連中というのは、単純に痛いところを突かれているということだろう。

学術会議の情報はいろいろ入って来ている。悪の巣窟。実は学問の自由を侵害してたのは、学術会議の方だったみたい。

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