自衛隊医官だった人さんのポスト
『死ぬ気でやれよ、死なないから』
この言葉は嘘だ。普通に死ぬ。
ではなぜこの言葉が受け継がれているのか?
これは生存者バイアスによるものである。
生存者バイアスとは画像のように「生き残った一方」のみを判断基準としてしまうことだ。
逆に「死んでしまった(失敗した)」例を判断基準から排除してしまう。
そして生き残った側は同じアドバイスを繰り返す。
失敗する可能性とその対処法を考慮することなく。
こうして脈々と『死ぬ気でやれよ、死なないから』という言葉が受け継がれていくんだ。
この世の中は成功者の経験談が溢れている。
ただその後ろに数々の失敗例があることは忘れてはいけない。
失敗した体験談は世間に広まりづらい。
これは上述の生存者バイアスによる影響が強い。
Amazonのレビューに『このパラシュートは開きませんでした。星1です。』とは書く人はいないだろう。
しかし成功者の経験談のみを信じることは、星5レビューだけ見て物を買うことに近い。(そしてそれは往々にして失敗する)
失敗から学べることはとても多いんだ。
『死ぬ気でやるな、再起不能になる可能性がある』
これがメンタルダウンした自衛官を診てきた私が伝えたい言葉だよ。
適度に力を抜いて、できる範囲で長く頑張るようにしような。生き残りさえすれば失敗も次に活かせるぞ!!
『死ぬ気でやれよ、死なないから』
この言葉は嘘だ。普通に死ぬ。
ではなぜこの言葉が受け継がれているのか?
これは生存者バイアスによるものである。生存者バイアスとは画像のように「生き残った一方」のみを判断基準としてしまうことだ。… pic.twitter.com/AIG9eraOWp
— 自衛隊医官だった人@防衛医大はやめとけ (@AiPinfu2003) March 21, 2024
fa-wikipedia-wバイアス
思い込みとは、深く信じこむこと。また、固く心に決めること。 思い込みをする人は、ある考え方に執着し、合理的な推定の域を超えて、固く真実だと信じ、自分が正しいことを言うために、常識・道徳・前例・先入観・慣習などを根拠にすることがある。
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・死ぬこと以外はかすり傷って言いますけど、人は破傷風で死ぬんやで。
・帰ってきた戦闘機のどこに攻撃を受けたかを見て、攻撃受けたところを強く改良するべきか、攻撃を受けてないところを改良すべきかってやつですね
・死ぬ気でやれで行動して大半は死ぬ(肉体的・精神的)
・死ぬ気でやって本当に死んでしまった伝説のボディービルダーも居ますしねぇ・・・・
・これはほんとその通りと思う😢ほどほどに続けないと燃え尽きてしまう。
・ぜひとも、知覧にお起こし下さい。万世も鹿屋も!死ぬ気で気張った侍の声を聞けます。
・昨今の社会では、「成功談よりも失敗談のほうが必要」と言われているけど、それが何故なのかが、非常に分かりやすく説明されている。
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