「片方を置いたまま離れることができなかった」ともに病気を抱えた93歳のオランダ元首相夫妻、自宅で手を握り安楽死

93歳の同い年の夫人と一緒に安楽死…オランダ元首相の選択

記事によると…

・オランダのドリス・ファン・アフト元首相が夫人と自宅で手を握り、安楽死によって生涯を閉じた。

10日、英国ガーディアンによると、ファン・アフト氏とユージェニー夫人は5日、93歳で亡くなった。

ファン・アフト氏は左派志向のカトリック信者だ。同氏が晩年に設立した研究所「権利フォーラム(The Rights Forum)」のヘラルト・ジョンクマン所長は「ファン・アフト夫婦は共に病気を抱えていて、片方を置いたまま離れることができなかった」と2人で安楽死を選択した背景を説明した。

ファン・アフト氏は2019年脳卒中で倒れてから、元の健康を取り戻すことができなかった。結局70年間ともに人生を歩み、「私の女性」と呼んできた夫人と最期を一緒に迎えた。

オランダでは2002年から安楽死および助力自殺を許容している。ただし、耐えられない苦痛、救済の可能性なし、死に対する長年の独立的な希望など6種類の条件に該当しなければならない。2022年オランダで安楽死を選んだ人は合計8720人だった。全体死亡者の5.1%に達する。

2024年2月12日 7時19分
https://news.livedoor.com/article/detail/25862837/

Dries van Agt


生年月日: 1931年2月2日
出生地: オランダ ゲルドロップ
死亡日: 2024年2月5日, オランダ ネイメーヘン
配偶者: ユージェニー・クレーケルバーグ (1958年から)
子女: Eugenie van Agt、 Frans van Agt、 Caroline van Agt
学歴: ナイメーヘン・ラドバウド大学 (1955年)、 Augustinianum、 ナイメーヘン・ラドバウド大学
政党: キリスト教民主アピール

ネット上のコメント

賛否両論でしょうが最期の時を夫婦一緒に迎えられるのは素敵ですね

手を握り一緒に旅立てるという選択肢があるって、なんかいいなあ。

日本も導入してほしい ネガティブな面だけではない

6種類の条件か!条件ありなら日本も導入すべきだと思うけど。死を選ぶ権利は必要かと

私も夫婦どちらかが残されるのは嫌なのでこのご夫婦が羨ましく感じてしまいます

こういう世の去り方、悪くないなと思う。ボケてしまったり、病気だったりで自分らしく生きていけなくなったら、自分であるうちに終わりにできたら。

若者は精神的に安楽死したがりますが、歳取ると24時間休まず襲ってくる体の痛みで死にたくなります。

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