思想家「どうして日本共産党の支持率は上がらないのか?… 議員たちの知性も倫理性も他党に比べると卓越している」

内田樹氏のツイート

今日の平川君とのおしゃべりの最後の話題は「どうして日本共産党の支持率は上がらないのか?」でした。政策は適切だし、議員たちの知性も倫理性も他党に比べると卓越しているのに、どうして人々は感情的な「反共」に容易に流れるのか?

僕の仮説は、ご存じのとおり、日本では中間的な権力機構(君側の奸、有司専制)を廃して、天皇と人民が一体化する「君民共治」というアイディア以外では政治革命に必要な熱量は得られないというものです。天皇制と「習合」できる政治理念だけが「受肉」できる。

日本共産党が「天皇制と立憲デモクラシー(可能ならばマルクス主義)とは共生可能であり、これを両立させることが日本共産党の理論的・実践的ミッションである」と公言すれべ、支持率は一気に跳ね上がると思います。でも、これってほとんど「ファシズム」と紙一重なんですよね・・・

もし天皇制とマルクス主義を「習合」させることができたら、その政治理論だけが日本社会にラディカルな政治的変動を引き起こすことができる。それがファシズムに堕落しないように引き止めるためには倫理的装置として何が必要なのか。権藤成卿を読みながら、そんなことをずっと考えています。

内田樹


内田 樹は、日本のフランス文学者、武道家、翻訳家、思想家、エッセイスト、元学生運動家。神戸女学院大学名誉教授。学位は修士。専門はフランス現代思想。立憲民主党パートナー。東京大学文学部卒業。旧東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。 高校を中退したが、大学入学資格検定を経て東大に入学、文学部仏文科卒。
生年月日: 1950年9月30日
出典:Wikipedia

ネット上のコメント

「議員たちの知性も倫理性も他党に比べると卓越している」……こういう妄想抱いているから支持率上がらないんだと思いますよ、共産党(笑)。

ついこの間、日本共産党の埼玉県議が水着撮影会中止を申し入れて騒ぎになった話を知らないのかね。なぜ支持を得られないかと言えば、日本共産党が自由と民主主義を軽視しているからですよ。

ちょっと前に「反知性主義」という「ばーかばーか」の知的な言い回しを少し流行らせた内田氏が、こんどは「反共」という「ばーかばーか」の新しい言い回しを流行らせようとしているらしい。相手にレッテル貼って考えが足らない愚か者だからだと決めつけるやり方ばかりだから嫌われ続けてんのよ。

自分たちが支持されないのは大衆がバカだからだ、ってのを言い方を変えて延々繰り返してるから支持されないんじゃないですかね…?

現実を直視出来ないって怖いね。この党の議員のどこに知性と倫理感があるのだろうか😱

いやいやいやいや。埼玉の水着撮影会を潰して是認しているような政党は、明らかにまともな倫理など全然もってないし、人権の再教育がなされるべきレベルです。

マジレスすると共産主義は時代遅れになっているのに、社会の変化に応じたアップデートをしなかったからに他ならない。実際、支持者は年寄りばかりだし、この人も昔の左翼思想を引きずったままでしょ?

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