池上彰「新聞離れ」アメリカの地方紙廃刊が招いた恐ろしい事態とは?記者がいるから権力者の不正に歯止めがかかる
・◆「新聞離れ」で先を行っているアメリカ
いえ、新聞がなくなって困るのは、メディアだけではありません。
日本では新聞の購読者数が激減していますが、「新聞離れ」で先を行っているのはアメリカです。
アメリカでは全国紙より地方紙が主流ですが、その地方紙が経営難に陥り、続々廃刊になっています。
原因は、広告費がネットに流れてしまったからだと言われています。
地方紙が廃刊になって、その地域では恐ろしいことが起こりました。
◆新聞は民主主義を支えるインフラ
選挙の投票率が激減したのです。
地元の選挙を報道する新聞がなくなったため、立候補者などの情報が有権者に行き渡らなくなってしまったのです。これでは誰に投票していいのかわかりません。
地域のニュースが報じられないため、地元の政治への関心も失われてしまいます。テレビがカバーしないような小さな町の選挙では、そもそも選挙があること自体が伝わらない可能性もあります。
新聞が廃刊になった市では、不正や汚職が横行しました。
不正を監視し、伝える記者がいなくなり、不正が報道されることもなくなってしまったのです。
日本でも同じことが起こりかねません。新聞記者がいることで、人々は政治についての情報を得ることができ、権力者の不正に歯止めがかかっています。
新聞は民主主義を支えるインフラなのです。
fa-calendar6/25(日) 8:02
fa-chainhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5ec50da51c81769b1ac238a18983b1edd117fa15
fa-wikipedia-w池上彰
池上 彰は、日本の教授、ジャーナリストである。
生年月日: 1950年8月9日
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・おまえみたいな奴が記事書いてるからだろ。
・それって自業自得だと何で気づかないかな?
・メディアが嘘しか言わない事に気がつく人が増えた。 でも、まだまだ少数派だと肝に銘じましょう。
・ネットの普及で偏向がバレたから需要がというか存在意義がなくなったらそら誰も見向きもしないし買わないですね
・事実は報道せずに捏造報道しかやらなければそうなるやろ💢
・今はネットの時代でーす!
・最近は競馬の新聞もネットで読めるので全く不要ですね。
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