岸田首相、母校早大で講演「日中交流、若者も参加を」

・岸田文雄首相は１８日、母校の早稲田大学で学生らに講演した。今後の日中関係について質問されたのに対し、「外交は政府同士だけで完結するものではない。若い世代も交流を活発化し、日中間の可能性を広げることを期待したい」と、関係改善に向けた民間レベルの交流の重要性を強調。自身の訪中の見通しについては「建設的、安定的な関係を相互の努力で進める。その中で考えていく」と述べた。

少子化対策の一環として男性の育休取得を義務化することの可否に関する質問には、「制度は文化や働き方とセットで変えなければ結果につながらない。いきなり義務化するかどうかを含め、引き続き議論していきたい」と語るにとどめた。

fa-calendar2023-06-18 18:36
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