<社説>トマホーク導入検討 専守防衛の逸脱許さない
・政府が、米国製で目標を精密に攻撃できる巡航ミサイル「トマホーク」(射程千キロ以上)の購入を検討していることが分かった。国産ミサイルの射程延長計画と合わせて、敵基地攻撃能力(反撃能力)の手段を多様化させようとしている。
敵基地攻撃能力の保有は、専守防衛という日本の安全保障政策の大転換である。現在、与党で協議中で結論は出ていないはずだ。国会の議論も経ていない。
民主主義の手続きを踏まず、既成事実を積み重ねる手法で専守防衛を骨抜きにするやり方は決して認められない。敵基地攻撃能力の保有は、米軍基地が集中し、自衛隊の「南西シフト」が進む沖縄が相手から標的にされる危険性を高める。軍備拡張の結果、偶発的な衝突に巻き込まれることを拒否する。
(略)
・一体どれだけの敵基地攻撃能力を保有しようというのか。財源はどうするのか。国債や借入金などを合計した国の借金は国民1人当たりで1千万円を超えている。
抑止力は、攻撃すれば、反撃されると相手に警戒させてこそ機能するとも説明される。しかし、抑止力と称する軍備拡張が周辺国を刺激して安全保障のジレンマに陥り、東アジアの安全保障環境が不安定になることを危惧する。
fa-calendar2022年11月5日 05:00
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fa-wikipedia-w琉球新報
琉球新報は、沖縄県を中心に発行されている日刊新聞である。株式会社琉球新報社が発行している。
出典:Wikipedia
fa-commentネット上のコメント
・これを購読している人がいるんだよなぁ この社説を真に受ける人がいるんだよなぁ
・消費税10%払っていない会社の人から「財源はどうするんだ!」とか言われたくねーわ。
・ア●か、専守防衛言うてる場合か、しかも沖縄が1番危ないんやぞ。
・専守では防衛が不可能になってる現実を無視してますね
・許さないって言われても新聞社の許可はいらんでしょ
・原子力先に持つべきやなと
・中国目線の琉球新報
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